フォルクスワーゲン(VW)排ガス問題 不正で株価ガタ落ち、CEOも辞任。でも2009年トヨタの時と似ている気がする。

フォルクスワーゲン(VW)がアメリカから摘発されたディーゼル車の不正規制逃れについて、日に日に騒ぎが大きくなっていきますね。


【事件発覚からこれまで】
9月19日 ニュースが全世界に流れる
9月21日 フォルクスワーゲンの株価は17%も急落
VW株価.png

9月22日 さらに株価17%下げ、ついでにクリーンディーゼル車を出しているメルセデス、傘下のアウディの株価も下落。僕が乗っている車も実はクリーンディーゼルでマツダのアテンザ。マツダは今や日本のクリーンディーゼル車の顔になっている。ということで、マツダにも飛び火して株価が暴落
マツダ株価.png
9月23日 マーティン・ウィンターコーンCEOが辞任

というような流れになっています。


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今回対象となった車種は、
2009年〜2015年に販売された「ゴルフ」「ジェッタ」「ビートル」「アウディA3」に搭載されているディーゼルターボジェットエンジン「TDI エンジン」。

ちなみに日本には該当となる物は少ないらしいですが230台はあるそうです。正規ディーラーから販売された物はないとのことで、並行輸入や個人輸入の物が230台あるそうです。

不正の内容は、対象の車種に違法なソフトウェアを搭載し、検査の時だけ有害物質(窒素酸化物)が出ないよう排ガス抑制装置をフル稼働させ、実際の走行時は燃費を良くするために基準値の40倍もの窒素酸化物を排出していたとのことです。

フォルクスワーゲン(VW)はリコール対策を行うようですが、対象となる車は全世界に1100万台あるとのことで、対策費用として日本円で約8700億円かかると試算しているそうです。さらにアメリカ政府からの制裁金は2兆円になるとみられており、同様に各国から制裁金の支払い命令が出れば数十兆円になる可能性も出ているそうです。

2009年から2010年にかけて、同じくアメリカでトヨタ車がリコール対象となり、リコール対策金2450億円制裁金1200億円を支払うということがあったのを思い出しました。
このときはアメリカで販売されたトヨタ車の一部が急加速するという問題をトヨタが当局や消費者に隠蔽したという内容でした。


その前の年、2008年は世界新車販売台数において、トヨタが史上初で世界第1位となった年でした。台数にして897.2万台。
それまで1位であったGMは835.6万台で2位に下落。

そしてトヨタのリコールが発生した翌年2011年には914.6万台でGMが再び1位。トヨタは805.0万台でフォルクスワーゲンにも抜かれ3位となりました。

その後2012年にはトヨタが抜き返し、2014年まで3年連続1位をキープしています。
ただ、フォルクスワーゲンが猛追しており、台数ではトヨタ1023万台、フォルクスワーゲン(VW)1014万台と僅差を繰り広げ、2015年はトヨタを抜き1位になるだろうという声も上がっていました。

その矢先の今回の事件。
確かにフォルクスワーゲン(VW)は不正を認めたので過失があったわけですが、トヨタの時といいなにか「出る杭は打つ」というか、そういった力が働いているようにも感じます。

舞台はどちらの時もアメリカです。2011年の時のように、GMがまさか1位になったら怪しさ満点な気がします。
と、思いGMの株価も見てみました・・・。
GM株価.png
あ、事件発覚と同時にGMも落ちてますね・・・(汗)
そして24日にはさらに落ちてます。どうやら1位はなさそうですね〜。

僕もクリーンディーゼルに乗っているので人事ではないのですが、もしかしたらディーゼルで今後益々厳しくなるであろう規制をクリアするのは技術的に難しいのかもしれないですね。